CI > eAI
日本型CIによる旧態然としたブランディング
1971年日本、デザイン業界にDECOMASという出版物と共に日本型CIという概念がはじまりました。その頃の日本では、デザインは主に視覚的装飾や表現力に重点が置かれがちでした。つまり、その場限りのイメージ訴求でした。
CIにより企業の本質から一貫したデザイン展開をする手法が確立されましたが、このCIでも、最終的には経営者や担当者の感性や直感に依存する部分が大きく、客観的な検証や測定が多くの場合困難でした。そして、今のブランディングにおいても同じことが繰り返されています。
なぜ置き換えたか。
CIをeAI(emotionalAI)と置き換えてみると、アイデンティティは感情によって形作られているということがわかります。
eAIは感情をインタビューとテイストという価値基準値をもちい、それをAIによって客観的評価し、AIにより数値化された世界の今の感情のステージへとドロップしポジションを得る論理的方法を用います。なぜそのようなことをするかといえば、世界のブランドは感情と概念でできているからです。
つまり、今までは感性やブランド・アーキタイプみたいな概念を利用してブランドはつくられていましたが、それを数値化することによって確実性が大幅に担保されるようになりました。
感情の森
感情と概念でブランドを構築するeAI
先にお伝えした、複雑に絡み合う感情のステージ、私たちはそれを「感情の森」と名づけました。
競合との差別化は、同じ土俵での戦いではなく、あなただけの独自の立ち位置を見つけることから始まります。「感情の森」は、無限に広がる世界の中で活躍できるあなただけのポジションを明確にし、あなたが最も輝ける場所を発見します。
「感情の森」によって過去・現在・未来がシュミレートされ、あなたの価値を創造する視覚情報とストーリーを形成、本質的ブランディングが実現します。
Paradigm Shift
クリエイティブにおけるParadigm Shiftが始まる
一人ひとりが持つ考え方とそれに伴う行動が個人の生き方までも変えてしまう––––。そんな感情の変化はこれまでブラックボックスの中にあり、そこにアクセスできるのは優れたクリエイターのみとされてきました。
eAIは、人間の感情に根ざした思考パターンとAIの論理的分析力を融合させることで、これまでは不可能だった「感情の客観化」を実現し、デザインの進化へと導きます。
世界の変化を常にキャッチするeAIのテイスト分析によってリアルタイムで「感情の森」へ反映。継続的なデータ循環が感情をモチーフとしたデザインの解像度を向上させ、時代と共鳴するブランド体験を創造し続けます。